こんちには、ごえんかあさん(@goenkaasan)です。
現在小学一年生の息子は、学校終わりに週3回放課後デイサービスに通っています。
今はコロナの感染予防のためにお休みしているのですが、徳島市ではその放課後デイサービスに通える日数の上限が減らされることになりました。
しかも、2021年10月からだそうで、なぜそんな急に変更することになったのでしょうか。
■放課後等デイサービスとは?
放課後デイサービスとは児童福祉法に基づく福祉サービスです。
6〜18歳までの障害がある子供や発達の遅れが気になる子ども達が利用できます。
放課後の子供たちの居場所を作り、集団行動を通して自立を支援することが目的です。
利用料金は所得に応じて決まり、9割が自治体の負担、1割が自己負担となっています。
所得が多い人や低所得以外の方を除いて、ほとんどの家庭はどれだけ通っても利用上限以内であれば、4600円で利用できます。
◾️利用日数の上限が減らされる!!
徳島市では今まで給付された日数の範囲内であれば預けることができていましたが、『令和3年10月1日』から日数の上限が『月15日まで』に変更すると突然通知されました。
通所受給者証の更新時期まではそれぞれ給付されている日数まで利用可能で、更新時以降は月に15日までと制限されます。
私の息子は更新月が8月なので約1年猶予がありますが、10月が更新月の方はあと1ヶ月で別の預け先を探さないといけないので大変です。
15日も預けれるならいいじゃないと思う人もいるかもしれませんが、働きながら子育てをしている場合、放課後デイサービスが利用出来ない日は自宅でみるか学童しかありません。
今まで週5でいっていた放課後等デイサービスを週3に減らし、週2で学童となると月にかかるお金の負担も増えますよね。
放課後デイサービスの事業所を探すのは大変で、私も5件ほど見学に行ってやっと決めて通わせることができました。
他の受け入れ先を探すにしても時間と労力がかかります。
また、子供が通い慣れた放課後デイサービスから別のところに行くとなると、子供たちの負担になりますし、その環境に馴染めるかなどたくさん問題があります。
◾️例外もある!15日以上利用できる特例措置とは?
徳島市の担当者によると、これまで通り月20日まで利用できる特例措置もあるそうです。
- 障害者手帳を持っている方
- 医師の診断書や意見書がある方
上記のような障害があると確認できる方については、希望する日数の利用が可能だと考えていると言います。
◾️なぜ突然の利用制限を決定したのか?
徳島市の放課後等デイサービスにかかる予算が
2014年度 3億3000万円
2020年度 13億円
となっており、年々増加していることが理由にあるそうです。
たしかに6年間で4倍ほど増えています。
また、利用資格があるのに利用できない子供たちがいることも理由になっているそうです。
利用待ちの子供は確認しているだけで80人ほどいるそうで、定員がいっぱいで利用できない場合が多いので、その方達も利用できるようにという思いもあるようですね。
私も放課後等デイサービスを探しているときに、人気の施設に電話をしたとき、定員がいっぱいで見学すらさせてもらえなかった箇所が5件ありました。
また、見学が出来てもキャンセル待ちだったり…。
スタッフの方の対応が良かったり、送迎があったり、発達にあった課題をしてくれたりと、人気の施設はまず入れません。
(どんな放課後等デイサービスを選ぶといいのかなど、またお話しますね。失敗談もあります。(^^;;))
徳島市のデイサービス利用者はは年々急増しているので、財源を有効活用するために日数制限をしたことは致し方ないのかもしれませんね。
◾️利用日数を減らした後のフォローまで考えてほしい
放課後等デイサービスでは、障害者の子ども達以外にも不登校やネグレクトの子ども達も多く通っています。
制限を設けることでその子ども達が利用できなくなり、居場所がなくなるのではと危惧しています。
財政のために利用制限をするだけではなく、その子ども達の今後のフォローを考えていなければ、子どもだけでなく家族も困りますよね。
それにしても突然すぎる決定に驚きが隠せませんでした。
放課後等デイサービスは学童とは違い(施設によっては課題もなくほったらかしの施設もあるので、見極めが肝心です!)、自立支援を目標に取り組んでくれる場合が多いので、上限から溢れた日の居場所をどう過ごすか考えなければいけまてんね
せめて来年度の4月からにするとか、変更のお知らせをもっと早くしてほしいと思いました。
読んでいただき、ありがとうございました(^ν^)