こんにちは!
ごえんかあさんです。
夏になると『水いぼ』が出来る子って増えますよね。
水いぼは「一度なると免疫が出来て、2度とならない」と言われています。
その噂は本当なのでしょうか?
実体験とともにご紹介します。
また、小さい子の場合は掻きむしってしまい、水いぼが広がる恐れがあるので水いぼの芯をピンセットで取る処置をすることが多いです。
処置の後、傷が残らないかなど心配ですよね。(私もそうでした>_<)
なので、どのような経過で完治していくのかまとめてみました。
これから治療する予定の方、画像も載せているのでぜひ参考にしてくださいね。
◾️水いぼとは?
経過の前に簡単に水イボの説明をしますね。
水いぼは伝染性軟属腫と言われており、伝染性軟属腫ウイルスによって感染する病気です。
接触感染でなり、潜伏期間が1ヶ月程度。
プールのビート板などを使うことで肌に接触し、感染することが多いです。
《症状》
感染してから約1ヶ月後に粟粒大(1㎜)〜3㎜の光沢のあるイボができます。
子供同士で感染し合い、その後感染部位を触ったり、引っ掻いたりして、身体中に広がっていきます。
放置するとイボが大きくなりますが、約半年〜1年ほどで免疫ができるので放置してもよい病気です。
↑水イボで調べると、大体半年〜1年で自然治癒するって書いてあります!
これを信じて、安心しないでください!
ここからは実体験を元に水イボに2回感染した話と小さい子の処置後の傷の経過を画像付きでまとめていきます。
◾️2度目の水いぼ発生!?
わが家は現在5歳と1歳の息子がいます。
5歳の長男は、週一回スイミングスクールに通っており、4歳の時に水いぼになりました。
当時、膝裏に1ミリほどの大きさの水いぼがひとつだけ出来ており、小児科と皮膚科の両方で診てもらったのですが
「取らないでも免疫が出来て半年くらいで治る。一回なったらもうならないから。」
と言われました。
膝裏の水いぼは1ヶ月で2ミリほどの大きさになり、その周りに3ヶ所小さい水いぼが出来ていました。
掻きむしらないようにと声かけをしていましたが、痒いらしく無意識に掻きむしってしまうのです。
幸い膝裏以外に広がることはなく、水いぼに効くと噂の『はと麦茶』を試したりもしましたが、絶大な効果を感じないまま7ヶ月ほどで、膝裏の水いぼは自然になくなりました。
水いぼから解放されて、約6ヶ月ほど経った6歳の春。
脇に見たことのあるイボが…。
『え!一回なったらもうならないんじゃないの!?』
と思いつつ、1歳の息子の身体も調べてみると、ありました。
小さいイボが脇にポツポツ(6ヶ所位)、肘にポツポツ、背中にポツと…。
同じ湯船のお風呂に入ったり、長男が拭いたタオルで次男を拭いてくれたりしていたので、うつったのだと思いました。
◾️水いぼは何度もなる!
以前の皮膚科ではなく、良いと評判の皮膚科に次男を連れて行きました。
次男のイボはやっぱり水いぼでした。
先生
「お兄ちゃんいますか?スイミングとか通ってないですか?」
(えっ!先生、エスパー!?)はい、お兄ちゃんがいてスイミングに通っています。お兄ちゃんも脇にイボが出来ているんですけど、1年前に水いぼが出来て、治ったんですが…。
先生
「あー、お兄ちゃんから感染したんだね。
水いぼは一回なったらならないって言われていますが、なりますよ。スイミングに通っている子はビート板などでうつし合うので、何度もなります。
半年毎にイボを取りにくる子もいるしね。10歳を過ぎると出来にくくなりますが、10歳前後だと免疫力が不安定なので(スイミングをしている子は)何度もなる場合がありますね。」
と教えてくれました。
『1度なったら、ならならない』のではなく『1度免疫ができたら、ならない』ということでした。
なので、1度なったからといって安心せずに同じタオルを使わないなどして予防することが大切です。
長男の脇の水いぼは3ミリ大だったのですが、見つけた次の日に裂けていました。
裂けた場所は2日程度でカサブタが剥がれ、きれいに治っています。
今のところ、他の部位に感染していないので兄弟同士でうつし合わないように、気をつけています。
やはり去年なっているので、治りが早いのかもしれませんね。
◾️次男の水イボ
次男の水いぼは少ないうちにピンセット摘除術で処置した方が広がらないとのことで、取ることになりました。
ただ、ピンセットで挟み、芯を取るので痛みを伴います。
麻酔テープをもらい、後日受診することになりました。
↑肘と背中、脇腹の水イボです。(写真を嫌がって撮らせてくれなかったので、ブレていてすみません)
◾️麻酔テープ
もらった麻酔テープ(ペンラステープ)には
『3時間前に貼り、貼ったまま来院してください。
水いぼの大きさに合わせてシートを切って使ってください。
ただし、1センチより小さく切ると効果が出にくいので注意してください。』
と書いてありました。
麻酔テープは痛くないのですが、何をされるか分からない不安があるのか、なかなか貼らせてくれなかったので、寝ているうちに貼るのがいいと思います。
◾️水いぼの処置当日
麻酔が効いているので、処置中一切泣かずにじっと出来ました。
ピンセットで取ったところは血が出ているので、一か所ずつテープを貼ってくれます。
先生
「お風呂に入らずシャワーで済ませて、処置したところをよく洗ってください。」
と言われ、ゲンタシン軟膏を1日2回(お風呂からでた後と朝)3日間塗るようにと処方されました。
お風呂に入る時、テープを剥がすと血は止まっており、薬をぬりました。
↑芯が潰れて傷になっています。
◾️処置後2日目
まだカサブタにはなっていません。
裂けたような跡が残っています。
◾️処置後3日目
カサブタになっています。
薬を塗っていると、カサブタが取れた箇所もありました。
取れた箇所はボコっと盛り上がったりしていませんが、少しピンク色の跡が残っています。
◾️処置後4日目
処置した箇所全てのカサブタが取れました。
脇腹の水イボは、二の腕と擦れてうつったようで新たに小さい水いぼが発生しています。
「1つでも出来れば、また取りに来てください。」
と先生に言われていたのですが、処置後の水いぼ跡なのか、新しくできた水いぼなのか判断出来ないので、もう少し様子を見て、連れて行くことにしました。
◾️処置後5日目
◯で囲んでいる部分が処置をしたところです。
背中や二の腕は目を凝らしてみないと分からない程度の跡になっています。
脇腹と二の腕は新たに水イボが発生しているので、傷跡との区別が付きづらいです。
◾️処置後6日目
跡も残らず綺麗な肌にもどりました。
脇腹は新たな水いぼが目立っていますが、処置した箇所の傷跡はわからないほどキレイになっています。
◾️水イボは免疫が成立するまで何度もなる!ならないために予防をしよう
今回、水イボになった1年後にまた発生した長男、水イボのピンセット摘除術をした次男の傷の経過を紹介しました。
次男はまた新たな水イボが発生したので、ピンセット摘除術をしにいくのですが、どれくらいの期間で傷が消えるのかが分かっているので、初めてするときよりも不安や心配が少ないです。
今後、水イボを処置する方がいればぜひ参考にしてみてくださいね。
『水イボは一度なったら、ならない』という説は半分正しくて、半分間違っていることが分かりました。
実際にうちの長男は2回なったので…(また3回目なるかもしれません(><)
正しくは「免疫が確立できれば、もうならない」です!
まだ小さい子の場合は、一度なっただけでは身体の中で免疫が不安定なので10歳を過ぎるまでは予防した方が良さそうですね。
スイミングに通ってない場合は感染リスクも格段に減るので、夏頃を中心に予防するくらいでいいかもしれません。
読んでいただき、ありがとうございました( ◠‿◠ )
【追伸】
新たに出来た水いぼを取りに皮膚科に行ったのですが、次男が泣いてじっと出来なかったので処置してくれませんでした。
コロナ禍なので接触を避けるため、押さえつけたり固定したりしないそうです。
処置をしない代わりに保湿剤を処方してくれ
「これで良くなる場合もあるから。」
と言われました。
脇腹と二の腕の約15個の水いぼが保湿剤で本当に良くなるのか?と疑問に思いますが、とりあえず期待しすぎずに塗ってみます。
また、効果があれば経過をお伝えしますね(^_^*)